カースメーカー
後衛/弱体特化型
 彼らは元来、忌み嫌われし民の末裔であった。呪いを操り、他者の精神と神経を蝕み、あるいは操る事すら可能な彼らを、人は避けた。
 しかし、一部の者たちが冒険者としてその力を善良な目的に使用し始めた事により周囲の目が変わって来て、彼らの存在も市民権を得始めた。そして、彼らの持つ呪いの力もまた、それらの技を求める者たちによって伝来し始め、カースメーカーと呼ばれる職能と認められて現在に至っている。
 彼らの多くはその経緯ゆえに暗く陰鬱な雰囲気を纏っており、一見して戦いに向いているようには見えないが、その呪いの力は剣や術式の力に決して劣るものではない。呪言を唱えるだけで敵の全身から力を奪い、五感を失わせ、事によっては即座に死すら与え得る。それは単純な力のみでの戦いでは決して成し得ない事であり、華奢に見える彼らの存在こそが実は死を招くに最も近しい存在である事こそが最大の恐怖とも言えるであろう。
STR TEC VIT AGI LUC
3 6 4 4 6
装備可能武器 短剣/杖
装備可能防具
スキル名 武器 部位 分類 タイミング 射程 対象 コスト Max
SL
メイン/サブ
解説
《★呪いの鈴音》呪言特殊-自身FP:3分類『呪言』のスキルを使用する際に宣言する。
抑制攻撃の達成値を+5する。
《呪言マスタリー》--常時-自身-5/3分類『呪言』のスキルによる弱体効果の
持続ターン数に+(SL/2)を得る。
《力祓いの呪言》呪言主行動-敵全TP:33/2『物理攻撃低下:(SL+1)』の弱体効果を付与する。
3ターン持続する。
前提:《呪言マスタリー》SL1
《軟身の呪言》呪言主行動-敵全TP:33/2『物理防御低下:(SL+1)』の弱体効果を付与する。
3ターン持続する。
前提:《呪言マスタリー》SL1
《脚違えの呪言》呪言主行動-敵全TP:33/2『速度低下:(SL×3)』の弱体効果を付与する。
3ターン持続する。
前提:《呪言マスタリー》SL1
《封の呪言》呪言主行動-敵単TP:13/2このスキルを使用する際は、下記いずれかの名称で宣言する。
《封の呪言:頭首》《封の呪言:上肢》《封の呪言:下肢》
自身の【抑制攻撃】と対象の【抑制防御】で対抗判定を行い、
勝利すると、対象に[頭][腕][脚]いずれかの封じを与える。
また、この際の判定に+(SL)を得る。
前提:《呪言マスタリー》SL2
《幻惑の呪言》呪言主行動-敵全TP:33/2自身の【抑制攻撃】と対象の【抑制防御】で対抗判定を行い、
勝利すると、対象に[盲目]を与える。
また、この際の判定に+(SL)を得る。
前提:《呪言マスタリー》SL2
《痺縛の呪言》呪言主行動-敵全TP:33/2自身の【抑制攻撃】と対象の【抑制防御】で対抗判定を行い、
勝利すると、対象に[麻痺]を与える。
また、この際の判定に+(SL)を得る。
前提:《呪言マスタリー》SL2
《狂乱の呪言》呪言主行動-敵全TP:33/2自身の【抑制攻撃】と対象の【抑制防御】で対抗判定を行い、
勝利すると、対象に[混乱]を与える。
また、この際の判定に+(SL)を得る。
前提:《呪言マスタリー》SL2
《睡眠の呪言》呪言主行動-敵全TP:33/2自身の【抑制攻撃】と対象の【抑制防御】で対抗判定を行い、
勝利すると、対象に[睡眠]を与える。
また、この際の判定に+(SL)を得る。
前提:《呪言マスタリー》SL3
《病毒の呪言》呪言主行動-敵全TP:33/2自身の【抑制攻撃】と対象の【抑制防御】で対抗判定を行い、
勝利すると、対象に[毒]を与える。
また、この際の判定に+(SL)を得る。
前提:《呪言マスタリー》SL3
《罪咎の呪言》呪言主行動-敵全TP:33/-自身の【抑制攻撃】と対象の【抑制防御】で対抗判定を行い、
勝利すると、対象に[呪い]を与える。
また、この際の判定に+(SL)を得る。
前提:《呪言マスタリー》SL4
《死の呪言》呪言主行動-敵単TP:33/-自身の【抑制攻撃】と対象の【抑制防御】で対抗判定を行い、
勝利すると、対象を即死させる。
また、この際の判定に+(SL-2)を得る。
前提:《呪言マスタリー》SL5
《畏れよ、我を》呪言主行動-敵全TP:33/2自身の【抑制攻撃】と対象の【抑制防御】で対抗判定を行い、
勝利すると、対象に[テラー]を与える。
また、この際の判定に+(SL)を得る。
前提:《呪言マスタリー》SL3
《命ず、言動能わず》呪言主行動-敵単TP:11/1[テラー]で行動不能になっている者に対してのみ有効。
そのターンの間、対象は一切の行動が不可能になり、
【回避】も0として扱う。
前提:《畏れよ、我を》SL1
《命ず、輩を喰らえ》呪言主行動-敵単TP:11/1[テラー]で行動不能になっている者に対してのみ有効。
そのターン、このスキルの対象者は、自分以外のエネミーを攻撃する。
前提:《畏れよ、我を》SL2
《命ず、主を庇え》呪言主行動-敵単TP:11/-[テラー]で行動不能になっている者に対してのみ有効。
そのターンの間、自身が何らかの攻撃の対象になった際、
このスキルの対象となった者が肩代わりして攻撃を受ける。
前提:《畏れよ、我を》SL3
《命ず、自ら滅せよ》呪言主行動-敵単TP:11/-[テラー]で行動不能になっている者に対してのみ有効。
そのターン、このスキルの対象者は、自分自身を攻撃する。
前提:《畏れよ、我を》SL3
《ペイントレード》呪言主行動-敵単TP:31/-無属性の属性攻撃を行う。
この際、(自身の最大HPと現在HPの差)÷2だけ
自身の【属性攻撃】が高いものとして扱う。
前提:《呪言マスタリー》SL4
《虚弱の呪言》呪言主行動-敵全TP:33/2『抑制防御低下:(SL)』の弱体効果を付与する。
3ターン持続する。
前提:《呪言マスタリー》SL3
《呪いの浸食》呪言開幕-自身TP:22/-そのターン、自身の【抑制攻撃】を+(SL)として扱う。
前提:《呪言マスタリー》SL2
《呪鎖の恩恵》--常時-自身-1/-自身が何らかの封じを受けている際、【抑制攻撃】を+1として扱う。
《博識》--常時-自身-1/-知識に関係する判定に+3を得る。
《思念送信》呪言主行動-敵単TP:11/1対象が睡眠した際、対象の夢に出てメッセージを送る事ができる。
できるのは一方的な送信だけであり、相手からの言葉は聞けない。
また、対象の名前と居場所を知っている必要がある。
前提:《呪言マスタリー》SL1
《忘却の呪言》呪言主行動-敵単TP:11/1自身の【抑制攻撃】と対象の【抑制防御】で対抗判定を行い、
勝利すると、対象の持つ『誰々の居場所』程度の部分的な記憶や
恐怖した体験などを忘れさせる事ができる。
効果は永続だが、術者が合言葉を唱えれば記憶は復活する。
前提:《呪言マスタリー》SL3
《ギアス》呪言主行動-敵単TP:21/-自身の【抑制攻撃】と対象の【抑制防御】で対抗判定を行い、
勝利すると、対象に何らかの行動を禁じる制約を与える。
禁じられた行動を試みると、1D6の実ダメージを受ける。
また禁止事項に背き続ける限り、1時間につき1D6の実ダメージを受ける。
この効果は術者が解除するまで永続する。

なお、『呼吸を禁ずる』のような、自殺的な結果を招く指示はできない。
前提:《呪言マスタリー》SL5
《HPブースト》--常時-自身-3/2【HP】に+(SL×2)を得る。
《TPブースト》--常時-自身-3/2【TP】に+(SL×2)を得る。
《抑制攻撃ブースト》--常時-自身-4/2【抑制攻撃】に+(SL/2)を得る。
《抑制防御ブースト》--常時-自身-4/2【抑制防御】に+(SL/2)を得る。